菊人形祭りを写真に収めて♡
華やかな物語の世界に飛び込もう。
福島県二本松市にある霞ヶ城で、毎年10月から11月にかけて開催される二本松の「菊人形まつり」。
会場を色とりどりの菊花で埋め尽くす伝統のお祭りです。
3万株もの菊が咲き誇り、菊人形も約50体以上あります。
日本の良さを感じることができる「菊人形まつり」は歴史好きの方はもちろん、歴史好きならずとも楽しむ事ができますよ!
会場は二本松市のシンボル「二本松城」
「菊人形まつり」の会場となっている二本松市のシンボル、二本松城。
二本松城は福島県二本松市郭内にあり、日本100名城のひとつになっています。
別名、霞ヶ城(かすみがじょう)とも呼ばれており、二本松の街並みや安達太良連邦を一望できる本丸跡も観光で人気のため、「菊人形まつり」開催期間中以外のときに訪れるのもオススメ♪
戊辰戦争でふるさとを守るために戦った二本松少年隊の像があり、お祭り開催中には色とりどりの菊が飾られています♪
会場に入るとさっそく黄色・ピンク・白など、色とりどりの菊が会場を埋め尽くしています。
そして、激動の時代を生きた誰もが知る偉人や歴史的な人物が、鮮やかな菊を身にまとっています。
美しい菊人形は、1体にあたり500~600本の菊を使います。
熟練の職人の方でも、1日に1体着せるのがやっとだそう。
1週間から10日で、新しい菊を使い何度も着せ替えを行います。
先週は白い着物だったのが、今週は黄色い着物に衣替え。といったふうに違うデザインを見るために、何度でも訪れたくなるほど。
会場は菊人形ゾーン・菊花ゾーン・ガーデンゾーンの3つに分かれています。
ガーデンゾーンでは、カラフルで立派な菊が視界を埋め尽くします。
菊花ゾーンでは、県内の品評会に出品された菊がずらっと並びます。
菊を育てるのは非常に難しいといわれているのですが、実にたくましくて美しい菊ばかりです。
見逃せないのは、「千輪咲」!
ドーム型にたくさんの菊が咲いており、とても華やかで迫力があります。
根本をよく見てみると、驚くべきことに1000輪もの菊の花が1本の茎から枝分かれして咲いているのです!
職人さんが2年という長い時間をかけて、この日のために作品を仕上げるのだそうです。まさに職人の技!
さらに「三色千輪咲」については世界初!
そして「菊人形まつり」は毎年展示のテーマが変わります。
戊辰戦争から150年の節目を迎えた今年は「戊辰150年~信義×二本松少年隊~」がテーマ。
幕末の二本松藩と、ふるさとを守るために戦った二本松少年隊の菊人形が展示されています。
歴史絵巻のような展示になっており、昔話の世界に引き込まれてしまいそう!
紅葉シーズンは特にオススメ♡
もみじも色づく秋に開催されるので、会場は秋色と菊のカラフルな色合いで盛り上がります。
グルメコーナーや特産品コーナーの充実、参加型のイベントも盛りだくさん!
子供から大人まで楽しむことができますよ。
二本松から見える安達太良山の紅葉を菊で再現している展示もあります。
同時開催の「にほんまつMumフェスティバル2018」も注目!
重陽の節句(菊の節句)や母の日、ブライダルなどでも使われ人気になっているマム(洋菊)。
菊の町である二本松が誇る、品質の良いおしゃれなマムの魅力が体感できるイベントが新たに始まりました。
会場には大きなシンボルオブジェをはじめ、迷路やフラワーウォールなどSNS映えしそうなスポットがたくさん!
さいごに…
「二本松菊人形まつり」、いかがでしたか?
毎年、趣向を凝らした展示物やテーマで開催されていることもあり、参加するたびに違った菊の一面を見ることができます。
11月上旬からは美しい紅葉のコラボレーションも見ものですよ♪
菊人形祭り
【所在地】〒964-0904 福島県二本松市郭内4丁目
【電話番号】0243-55-5122
【営業時間】10月10日(土)~11月23日(月) 午前9時〜午後4時
【HP】http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/page/64kikuningyo.html
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