現役の建物いっぱい!
蔵の街並みを散策しよう♪
沿道や路地のそこかしこにクラシックな蔵が点在する喜多方市。
蔵の街として歴史ある蔵が数多く現存し、カフェやアートの場としても利用されるなど、観光客の散策にもぴったりな雰囲気を持ち合わせています。
今回はそんな喜多方市の、昭和までに建てられた様々な蔵をご紹介いたします♪
■酒蔵 ほまれ酒造
「ほまれ酒造」は大正7年創業、全国新酒鑑評会で11回の金賞受賞歴を誇る、福島を代表する酒蔵の1つです。
蔵に隣接し、1,300坪の広さを誇る日本庭園「雲嶺庵(うんれいあん)」では、10種類以上の清酒、リキュール、焼酎などを試飲することができます。
ケヤキ・モミジ・桜など四季折々に風情ある景色を、蔵の見学も兼ねて立ち寄る観光客で賑わいます。
2015年IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)で、ほまれ酒造の「播州産山田錦仕込み 純米大吟醸」が世界一になりました☆
もちろん、販売もしています♪
日本酒の命ともいえる大切な水。
ほまれ酒造の全商品は「霊峰飯豊山の伏流水(ふくりゅうすい)」で仕込まれているため、出来上がったお酒は軽くてなめらか、スッキリとした仕上がりになっています。
売店では、たくさんのお酒も販売しています。
ほまれ酒造
【所在地】〒960-0251 福島県福島市大笹生字鹿ノ畑13
【電話番号】024-558-3523
【営業時間】8時~17時
【HP】https://www.aizuhomare.jp/
■ 和飲蔵 (わいんぐら)
「和飲蔵」は、ワインアドバイザーの資格を持つ主人が、明治初期の呉服店の土蔵をワインセラーとして改造した蔵です。
木の内装が珍しい蔵は、温度・湿度の管理がしやすくワインの貯蔵にも適しています。
オシャレで実用的な店内には、こだわりのワインが並びます。
地元のワインから世界中のワインまで取り揃えており、価格もリーズナブルなのでプレゼントにも人気です♪
和飲蔵
【所在地】〒966-0072 福島県喜多方市北町2905
【電話番号】0241-22-0437
【営業時間】9:00~18:00(木曜日定休)
■ 若喜レンガ蔵
「若喜レンガ蔵」は、明治37年に建てられた国の登録有形文化財。
喜多方市を代表する歴史のある建造物です。
敷地内には8棟の蔵が現存しており、喜多方の蔵の歴史が残されています。
内部の1階は、「柿の木」でつくられた「縞柿(しまがき)の間」。
天井・鴨居・柱・座卓・火鉢等の調度品までが貴重な縞柿の木材で統一されています。
昭和6年に建てられた店舗は、土台はイタリアから取り寄せられたという大理石、喜多方市三津谷の煉瓦を用い、イギリススタイルで積み上げています。
お土産には「だし醤油」が大人気。
天然のだし原料を使ったことで、塩分が控えめになっています。
卵焼き・お浸し・生卵・冷や奴・納豆に・・・何にかけても美味しい万能醤油♪
オフシーズン(4月~11月)には「若喜昭和館」として利用され、昭和の懐かしい展示品や駄菓子の販売をしています。
子ども時代の楽しい思い出が詰まった、タイムカプセルのようなお店です。
若喜商店レンガ蔵
【所在地】〒966-0817 福島県喜多方市3丁目4786
【電話番号】0241-22-0010
【営業時間】若喜商店9:00~17:00 昭和館10:00~15:00
【HP】http://www.wakaki-kura.jp/kura/
■ 漆器蔵 会津野
「漆器蔵 会津野」は、嘉永年間(1848~54)創業の北見八郎平商店が経営する会津漆器専門店。
使いやすさを第一に考えた漆器を数多く取り揃えています。
火災から商品を守るために付けられた2つの頑丈な観音扉。
観音扉をくぐると漆器のギャラリーのような蔵座敷が。
木地として木をくりぬいた状態から塗り上がりまで、何人もの職人の手が加わる伝統の器がたくさん広がります。
隣には、蔵造りのカフェ「珈琲蔵 ぬりの里」があります。
木の温かみを感じられる店内では、カフェメニューの他、郷土料理も楽しむことができます♪
人気の「蔵セット」は780円。
漆器を使った蔵コーヒーやスイーツでホッと一息。
ゆったりとした時間を楽しんで♪
漆器蔵 会津野
【所在地】〒966-0852 福島県喜多方市字天満前8919-1
【電話番号】0241-22-0711
【営業時間】9時30分~18時(第2・4木曜定休)
【HP】http://www.hachiro-bei.com/aizuno.html
さいごに…
蔵造りの素敵なお店がたくさん並ぶ喜多方市。
喜多方駅にはレンタルサイクルがあるので、平坦な喜多方を散策するのに利用するのも良し♪
お出かけの際には是非、ご紹介したお店の数々を訪ねてみて下さい。
旅の思い出が、もっと素敵な思い出になること間違いなしです!
COMMENT ON FACEBOOK