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会津若松を観光するならまずココ!「鶴ヶ城」の見どころをご紹介!

会津若松のシンボルともいえる鶴ヶ城(若松城)。
鶴ヶ城といえば、綾瀬はるかさん主演の大河ドラマ「八重の桜」でも舞台になりましたよね。会津若松に行くからには、鶴ヶ城観光はマスト!春は桜が見頃になると、たくさんの方々が観光にきます。

今回はそんな鶴ヶ城の“春”をご紹介いたします!

 

鶴ヶ城とは

鶴ヶ城
会津若松のシンボル「鶴ヶ城」は福島県会津若松市追手町にあった日本の城です。
鶴ヶ城は、正式名称を「若松城」といい、別名「鶴ヶ城」「会津若松城」「黒川城」とも呼ばれることがあります。

鶴ヶ城(若松城)は、幕末の壮絶な戦いであった戊辰戦争や白虎隊で有名ですね。(※戊辰戦争記事リンク)
東北屈指の歴史を持つ会津若松城は、戊辰戦争の時にもなかなか落城しなかった堅固な名城としても有名です。
鶴ヶ城は、「若松城」として国の史跡に指定されている他、日本の100名城にも指定されています!
全国的にも珍しい赤瓦の天守閣もみどころのひとつです。
「ならぬものはならぬ」という意志の強さを持ち、籠城して戦った足跡が残されています。

鶴ヶ城

歴代城主↓

1、葦名氏 1384年(室町幕府成立後)葦名直盛が黒川城として築城。
2、伊達氏 1589年伊達政宗入城。
3、蒲生氏 1590年(秀吉全国統一)蒲生氏郷会津藩主として入城。1593年七層の天守閣完成。又、城の名を鶴ヶ城と命名。
4、上杉氏 1598年(秀吉死去)上杉景勝入城。
5、蒲生氏 1601年(関ヶ原の戦い翌年)蒲生秀行が再び会津に入る。
6、加藤氏 1627年伊予国松山城から加藤嘉明が会津に転封。1639年天守閣を五層(現在の姿)に変更。
7、保科氏 1643年三代将軍家光の弟、保科正之。
8、松平氏 1696年将軍の命により松平姓と葵の紋を用いる。1868年松平容保鶴ヶ城開城。1874年鶴ヶ城廃城。1965年鶴ヶ城再建。

 

歴史を感じながら満喫しよう!

学ぶ!

現在、鶴ヶ城の天守閣は、「鶴ヶ城天守閣博物館」として、貴重な歴史資料を公開しています。
塩蔵から登り、一層、二層…そして五層と、それぞれの層では、鶴ヶ城と城下町・会津が辿ってきた歴史が詳しく紹介されています。
最上層・五層から眺める会津の街もなんとも素敵な景色です!
この鶴ヶ城にて、歴史に想いを馳せて、より会津を感じてみませんか?

楽しむ!

鶴ヶ城では季節に合わせたイベントも数多く開催されています。
今回は春なので[鶴ヶ城さくら祭り]が開催されています。
鶴ヶ城公園の桜の開花時期に合わせて神輿を繰り出す、この「鶴ヶ城さくら祭り」。
ソメイヨシノ、ヤエザクラ、そして、シダレザクラと、赤瓦の美しい天守閣の下で様々な桜が美しさを競い合うように咲き乱れる桜は約1,000本。
城の敷地内からどこを見ても視界に桜が目に入るほどです。

鶴ヶ城

春の鶴ヶ城は昼の顔、夜の顔、ふたつの表情が楽しめる桜の祭典があります。
桜が咲いている一月ほどの間、鶴ヶ城公園ではライトアップが楽しめるのです!

鶴ヶ城

なんとも幻想的。
夜桜とのコラボレーションが更に魅力的で幻想的な鶴ヶ城が体験できます!
天守閣に映し出されるプロジェクションマッピングもみどころの1つです↓

鶴ヶ城

「鶴ヶ城さくら祭り」だけでなく2月上旬に行われる「会津絵ろうそくまつり」では、絵ろうそくの光が公園内で幽玄に灯され、3月の春分の日の「会津彼岸獅子」では、天守閣の下で獅子舞が披露されます。
そして、9月の「会津まつり」この大祭では、“会津藩公行列”など、絢爛豪華な歴史絵巻が繰り広げられます。

 

天守閣だけでない!?こだわり・みどころ

天守閣ばかりが注目されがちな鶴ヶ城ですが、歩いてみると面白いスポットがいくつもあるのです。
ここでは知っておくとより一層楽しめるスポットをご紹介いたします。

■ 廊下橋(ろうかばし)

鶴ヶ城

この赤い橋が「廊下橋」です。
昔は、偉い人が城へ向かう際に、その姿が外から見られないようにするために屋根と壁が付けられていました。
葦名氏時代には屋根のついた廊下造りだったので、廊下橋と呼ばれました。
戊辰戦争の時には新島(山本)八重さんがこの橋を渡って入城したといわれています。

■ 鶴ヶ城稲荷神社

鶴ヶ城

「鶴ヶ城稲荷神社」は、約600年前に鶴ヶ城が築城された頃から、守護神として祀られていたと伝えられています。
日本で最も親しまれている神様の1つ「稲荷大神」を祀っている神社として有名です。

鶴ヶ城

独特な存在感を放つ「狛狐」(こまぎつね)。
石造りの明神鳥居をくぐると、編み笠とほっかむりをした姿が特徴的な「狛狐」が、階段の両脇に3体、合計6体がお出迎えしてくれます。
小さい子狐もちゃんとほっかむりをしており、その姿は可愛く、どこか癒されます。

■ 茶室「麟閣(りんかく)」

鶴ヶ城

ここ鶴ヶ城では、歴史を感じながらホッと一息つける休憩スポットもあるのです!
それがこちら茶室「麟閣(りんかく)」です。

鶴ヶ城

茶室「麟閣(りんかく)」は、茶人・千利休の子、千小庵が建てたといわれる茶室です。
千家が豊臣秀吉の怒りに触れて死を命じられた折、利休七哲(千利休の弟子筆頭7名)の一人であった蒲生氏郷(がもううじさと)が利休の息子の小庵を会津に匿いました。
その際に小庵が建てたものとされています。
「麟閣」内では、定期的に茶会が開催されています。気軽にお茶席を楽しむこともできるので、鶴ヶ城散策の休憩にいかがでしょうか?

季節折々に行われるイベント

四季折々で開催されるイベントでは出店も多く、歩いているうちに良い匂いに誘われてしまう…なんて事も楽しさの1つになるのではないでしょうか?

鶴ヶ城

春のイベントは、まるで戦国時代にタイムスリップしたかのような「會津十楽」(あいづじゅうらく)というイベントが開催されています!

鶴ヶ城

「會津十楽」は、もともと会津藩主であった蒲生氏郷が始めた政策のことを指します。
織田信長に仕えていた蒲生氏郷は、信長が行った「楽市楽座」をさらにブラッシュアップして「十楽」という制度を作り、自らが納めていた会津の城下町に「十楽」を敷いたのです。この制度を再現する物産イベント「會津十楽」です。

500年前をイメージしたブースで、当時の食文化、当時の食を再現した「食楽」、匠の技を展示・販売する「匠楽(しょうらく)」、絵付け体験などの「興楽(きょうらく)」が開催されています!

鶴ヶ城

鶴ヶ城

そして、飛露喜や写楽などの日本酒が有名な福島ならでは!
純米酒等のお酒も沢山売られていました。
鶴ヶ城と桜の景色を肴にお酒と散策を楽しむのも贅沢の1つですね♪

 

会津若松城(鶴ヶ城)
【所在地】〒965-0873 福島県会津若松市追手町1-1
【電話番号】0242-27-4005
【営業時間】8:30~17:00
【HP】http://www.tsurugajo.com/turugajo/shiro-top.html


さいごに・・・

鶴ヶ城は季節ごとに大きく表情を変えます。
桜の時期はもちろん、紅葉を身にまとった鶴ヶ城や冬に雪化粧をした鶴ヶ城も見事なものです。
実は今回紹介した他にも、穴場スポットがまだまだあります。
歴史を目で感じながら、四季折々の魅力も肌で感じることができる鶴ヶ城へ、
是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

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